検査に引っかかる前、自分でも自覚症状を感じられるようになる前に遡って考えてみると・・・
当時、デニーズに「チーズケーキとザッハトルテ」というスイーツがありました。(今もあるのかな?あれば食べたい・・・)
正しい名称は覚えていないけれど、つまり、ずっしりとしたチーズケーキとチョコケーキが一枚のお皿に盛り付けられていました。
デニーズにはデザートが色々あったけれど、私は行く度に、こればかり食べていました。
チーズケーキは、フワフワ系でもなく、レアチーズ系でもなく、今で言うならば「バスクチーズケーキ」みたいな食感で、嚥下困難な私にも食べやすい形状だった。
ザッハトルテも、均一で密集した形状で、これも今でも食べやすい食感。
チョコケーキに関しては、甘みが濃い、と言う理由もあるかもしれないけれど、そもそも私はカカオの味自体が好きで「砂糖なしでも食べられる」。(ちょっと甘みがある方が好きだけど)
多分、ちょっとした苦味も好きなんでしょう。
ショートケーキ類や、他のデザートが、味の気色悪さや形状が理由で食べられなくなっていく中、チーズケーキとチョコケーキの摂取だけは続いていた。
元々、好きだった食べ物が生き残ってくれて嬉しかったけれど、そもそも、自覚しないうちに「自然と食べやすい物」を選んでいたのかもしれない、と思うようになりました。
しつこいよ!とお思いでしょうが・・・
私は、食べ物のことを考えるのが好きなようです。
家族や友人等の味の好み、もっと言うと、好みの偏りの理由を考えるのが趣味みたいなところがあります。
私の場合、脳腫瘍がジワジワと進行して行く中、自分で無意識のうちに、「食べやすい形状の物」「甘みが薄くても違和感なく食べられる物」に偏って行っていた可能性がある、と思いました。
食の好みの変化は、この後も、そして、最近にも起こっています。
体質とか体調の変化に通ずると思うので、何か変化があったら、気にかけてみては?と思います。
ただ、好みが変わったからと言って、即MRIだ!と勧めている訳ではないですが、何か検査で引っ掛かったら、食物の好みの変化等、自己分析してみるのも良いかと思います。
これを書いていたら、デニーズのあのデザートセットが恋しくなりました。
今、ココアを作って飲んでいるので、この後、街に降りて、チーズケーキを探そうと思います。
では!
0 件のコメント:
コメントを投稿