2017年4月6日木曜日

自殺って?!

この記事は「脅しの陰には恐怖あり」の続きです。
「もう、ぶっちゃけ、話すけど」と前置きした後に、上司が語った内容や文脈が、私にとってあまりにも突拍子のないことだったので、どの順番で話したことだったか、さっぱり思い出せなくなってしまいました!
よって、ブツ切れの記憶で、書いております。

気づいた時には、上司はこう言っていた。
「この前、話した時、山猫さんが半泣きになってたから。これはマズいと思って!」

どうやら、これが、突然出てきた「五月末まで務めさせてやる」という選択肢の理由らしかった。
でも、この前の私は、泣いてなどいなかった。
「自分の思うことを話してみろ」と言われたのに、話し始めるやいなや、高圧的に次々と言葉をかぶせられて、全く話せない状態にされたので、怖くてしょうがなかったのだった。確かに手術をしてから、滑舌も悪く、音量の調節も出来なくなり、咄嗟にしゃべるという動作自体が困難にもなっていた。しかし、何より私は手術で今の身体になるずっと前から、自分の言葉を他人によって制約されることは迫害だと知っていた。そして、今回のように、しゃべろうとしている人を責め立てて、しゃべれないようにすることは、言葉を奪うことと同じだと感じた。私はそんな緊迫した局面で、泣いて気を緩めるなどということができない性質だったし、職場を追われること以上に、脅されたことの方がショックだった。

上司は、「ぶっちゃけで話す」とも言っていた。私も相手に同調して、感情的になってみようか?と思って、この一年間の辛かったことを思い出し、自分の感情を呼び寄せようとしたけれど、上手くいかなかった。じゃあ、せめて自分の気持ちを話そう、と思った。

「この前は、泣いてはいなかったですけど。ただ、色々と言われたことで、その日の夜はほとんど一睡もできませんでした」

すると、上司はこう言った。

「私も!私だって寝れなかった!山猫さんに自殺でもされたら、私の今まで積み上げて来たこと、仕事も家庭も、全てを失うと思ったら眠れなかった。」

自殺?

私が?
はあ?!

自分で勝手に怒ったり脅したりしてきておいて、眠れなかった、と訴えられても・・・。

でも、上司は本気で私の自殺を恐れていたようだった。自分がいろんな人に対してやってきてしまったことに対して、ずっと胸に残っている後悔がたくさんあること。今また、ここで山猫さんが自殺してしまったら、また一生、胸に残ってしまうことができてしまう。それだけは避けたいと思った。
そんなことを語っていたと思う。

そもそも、自分が積み上げて来たものを壊されるのが怖い、というところが、正直といえば正直だけど、かなり皮肉の効いた「お笑い」の舞台になってしまっていないか?と思えてしまって、半泣きどころか、半笑いになりそうだった。
でも、「自分の胸に残ってしまうのを避けたい」の語りで、きっと、この人なりに真剣なんだろう、私の命を思うことより、消えて欲しいとさえ思っていると思うけど、この人が怖い思いをしたことには変わりなはない、とは思った。

「自殺なんてしないです。近々、辞めなければ、とは思っていたので、時期が決まっただけだと思っていますし、意外と次にもっと良い仕事が見つかるかもしれないですし。まあ、良い仕事なんかないのはわかってますけど、でも、どうなるかはわからないですよね?仕事がなければないで、休む期間だと思えば、それはそれで良いので」
なんとか上司に落ち着いてもらおうと、何度も自殺の意思を否定し、前向きな自分をアピールする羽目になった。踏んだり蹴ったり。なんで自殺するなんて思われてしまったんだろう?多分、その原因のほとんどは上司側の問題だと思うものの、一応、本当に自殺はなないか?自分に問うてみた。やはり、今の段階では自殺は全く思い当たらなかった。

って言うか、誰が職場をクビになったくらいで自殺なんかするか!
なんで、あんたのせいで自殺なんかせんとあかんのよ!
そう言うってことは、つまり、自殺でもされかねないことを自分がした、ってことや!
・・・などと、私の友人達も言っていた。

脳腫瘍だから、麻痺があるから、障害があるから、見た目が悪いから、家族がいないから、お金をもっていないから、女子トークをしないから、感情的にならないから、必要以上には喋らないから。
それらのせいで、気の毒な人、暗い人、関わり合いになりたくない人、避けるべき人、と上司から思われているのもわかっていた。
ずっと、あらゆる偏見で自分が何かしらのイメージに決めつけられて窮屈な思いをしてきたけれど、「自殺する人」はこの一年間の集大成だな・・と思った。

脳腫瘍の手術の後、あまりにもしんどかったので、やっと死ねる!ヨッシャ、逝くぞー!と思った瞬間もあった。しかし、その直後にどんなに苦しくても寿命が来るまでは死ねないことを実感し、ショックを受けもした。けれど、その後、私の命を助けようと動いてくれた人たちがいることも実感されたし、ひとまず、自分には寿命が尽きるまでは生きる努力をする義務がある、と思うようになった。そんな私を「ヤバイ!自殺されちゃうかも?!」という恐怖にかられるほど痛めつけて来る人がいるなんて。

「このとてつもなく、通じ合えてない感じ。果てしないなあ」といつもの私なら、こう思っただけだったろう。
でも、私一人を生かすのに、どれだけの人々の想いや働きがあったと思っているんだろう?と思うと・・・。ったく失礼な話だよ。プンスカ!




疲れた、マジ疲れた。
仕事の内容よりも何よりも、
偏見で決めつけられて、感情をぶつけられることに疲れた。





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脳腫瘍と診断されたばかりの頃、こちらのブログを参考にさせてもらいまいた。
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