2017年4月8日土曜日

馬鹿にされる

この記事は、前回の記事「自殺って?!」の続きです。
いつまで続くんだか!職場で困ったシリーズです。一事が万事、何から何まで差別と偏見に満ちた雰囲気の職場ではあったけれど、そもそも社会ってこういうもんだと思ったので、とりあえず、書いておきます。

しかし、私が一つ一つ上司に質問をして、確認できたこともあった。
上司は、休みのことで私に怒鳴ったこと等については、頻繁に休んでいた他の人に対する恨みで、私に八つ当たりしてしまったことを認め、詫びた。
私が「上から押し付けられた厄介者」であることについては、上司はこう言っていた。

山猫さんは、本当なら面接で落ちていたはずの人間なのに、課長が温情で勝手に拾い上げた。自分が面接していたなら、山猫さんは落としていた。

私も最初から上司に毛嫌いされていることはわかっていた。
「周囲の様子から自分が全く歓迎されていないことは、わかっていました・・」
「うちらは何も聞かされてなかった!うちらだって、最初に事情を聞かされていたら、もうちょっと態度が違っていたと思わない?!」
私にひどい態度をとってきたことを上司は自覚しているようだった。

「はい。面接で私が話した麻痺や障害について、現場の人たちは何も知らされていない、ということは初日に聞きました。それは困るだろうと思いました」
「困るっていうかさあ!うちらは、ずっと上から馬鹿にされて来た!
山猫さんが入って来た時なんて・・・こんな!重いものは持てません、とか言うわ、
こんな・・・!
こんな・・・!
こんな・・・!
こんな人を押し付けて来ることが、うちらを馬鹿にしている!うちらの仕事をなめてる!」

上司が逆上して自分の世界に入り込んでしまい、会話は続行不可能となった。さっきまで私に謝っていた人に、目の前で「こんな!こんな!」と罵倒されるのは、なかなかのインパクトであった。「ぶっちゃけ」とは言っていたし、影で皆でボロクソに言っているのはわかっていたけれど、ここまで丸出しにしなくてもいいのに、と思った。「こんな!こんな!」の後に続く内容は、さすがに上司も言いにくかったらしく、言葉を濁していたが、だいたい察しがついた。

こんな「顔面麻痺で人前に出せるわけもない人を」!
こんな「耳も聞こえない、口も回らないのに!」
こんな「フラフラして、まともに歩くことも出来ないくせに!」

他にも、作業が遅いこと、入力ミスが目立ったこと、淡々としていること、書類を読み上げる作業が出来ないこと(脳腫瘍による喉への負担が大きいため)・・・上司たちの機嫌を損ねた理由を挙げたら、キリがなかったと思う。

私も面接で聞いていた職場とは違うところに配属されてしまったので、麻痺や障害がある身体では困難な作業に体調を崩し、周囲の冷淡な態度にも萎縮し、心身ともに疲弊しきっていた。
「はい。私も、この一年間は針のむしろでした・・・」
「そんなこと言うなら!もっと早くに辞めてくれればよかったのに!だいたい、最初に山猫さんが面接で決まったと聞かされた時から、他にも行きたい職場があるとか聞いてたから、そっちに行ってくれればいいのにと思ってたのにさあ!なんで辞めてくれなかったの?!」
上司はさらに興奮してしまった。
「私も面あの面接はなんだったんだろう?と疑問でした。」
「そう思うなら!山猫さんが部長に言ってよ!」

上司が、一年間も自分で部長に言わなかったのは、逃げているだけだと思った。

「私はこの職場でずっと馬鹿にされて来た!前の職場なんてもっと酷くて、毎日、怒鳴られた!人前で怒鳴れらたことある?私なんて・・・」

上司の怒りは過去の職場の人々にまで及んだ。自分自身が弱者を馬鹿にし、怒鳴りつけていることには気づいていない。
私にも仕事で馬鹿にされたり怒鳴られたりした経験はいくらでもある。だから「馬鹿にされている」と感じて腹わた煮え繰り返る思いになるのもわかる。でも、馬鹿にされただの、プライドが許さんだの、そういう体面的なことに、比重を置きすぎではないだろうか?そればかりにとらわれていたら、結局、本来の仕事がおろそかになってしまう。悔しくても、気持ちを切り替えて仕事に没頭するしかないと思う。

そして、私の知人で主婦業をやっている人なども、よく他人から馬鹿にされた、と言って怒っている。しかし、私が聞いている限り、馬鹿にされているとは思えない内容が多い。私の想像以上に、馬鹿にされてたまるか、と思っている人が世の中には多いんだな。やっぱり主婦は家庭においては社長みたいなもんだから、そういう価値観、プライドでやっているのかしら?・・・などと考えてしまった。
もう上司と話し始めて一時間以上も経っていた。これ以上、話しても、そこには何もない。わざわざ呼び出したりするもんだから、お互いに事情を話すのかと思いきや、ただ単に、上司が私に自殺されることと外部に話を漏らされることを恐れ、生かしたまま口止めするために、あの手この手で脅したり謝ったりしてみただけのこと。(実際に、私が最終日に部屋を出て行くまで、上司は私のことをゴミのように扱い、早く出て行けと言わんばかりに追い立てていた)それら以外には、上司が感情のおもむくままに爆発し、発散しているだけ。上司の愚痴を聞いてやればやるほど、上司の被害妄想や思い癖が悪化するだけで、誰にとっても何一つ良いことはない。もう帰らなくちゃ。

「人の仕事を馬鹿にするとか、人に怒鳴るなんてことは、しちゃダメですね」
と何度か言い、「まだスッキリしない」と言ってヒートアップする上司をなだめて帰ってきた。

後日、上司たちが連れ立って昼休みに外へ出かけて行き、「脅された!とか言われたりしたらさあ」「危なかったね」などと言いながら戻ってきた後の雑談では、皆一斉に「針のむしろ」という言葉を使っていた。私は「いじめても馬鹿にしても、気づかない鈍感な人」と思われがちなようだけれど、人から人への言葉の伝染については、よく観ている方だと思う



画力がなくて表現できないのが残念ですが・・・。
私がベッドの方向に歩いて行くと、猫が走ってきてベッド下に潜り込み、
このイラストの姿勢で横方向にズサーーー!っと背中でスライドして私の足元に出てきます。
そして、一瞬で四つ脚をバタバタさせながら姿勢を整え、
私の足にガブーッ!と食らいついて猫キック連打!
登場の仕方が面白すぎて、笑わずにはいられません。



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脳腫瘍と診断されたばかりの頃、こちらのブログを参考にさせてもらいまいた。
私も遅ればせながら参加中です。


3 件のコメント:

  1. お久しぶりぶりです
    更新楽しみにしてます
    やまねこさんの猫ちゃん凄い~人間並み!
    心ない人間より人間かも?
    笑える‼~

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. ゆずりんさん、こんにちは!
    しばらく、体調イマイチだったので、ブログは後回しにしてました。
    ありがとうございます。
    うちの猫は、あの手この手で、色々とやってくれますね。
    芸達者と言うほどではないけれど、いつだって、やる気満々、気合い十分な猫です。
    グータラな私は、常に猫に引っ張られている感じです。(笑)

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