2016年4月22日金曜日

他人と同席して食事をする大変さ


「自分の唾でむせてるようじゃ、もうかなりヤバイなあ」

そう感じて、そもそも嚥下障害って、どんなものだったっけ?と思い、ネットでちょっと調べてみたところ、
TERUMOのサイト「飲み込みやすい食形態4ヶ条」(http://www.terumo.co.jp/consumer/guide/symptom/enge/difficult_foods/index.html
がためになりました。





このサイトを読んでみて、「そういえば、そうだった」と思う部分がありました。
例えば、私は脳腫瘍の症状が酷くなる前は、野菜が好きでたくさん食べていたのですが、症状が進行してからは、野菜を避けるようになりました。食べるのがしんどい、美味しさを感じられる食べ方ができない、つまり、食べたくない。今も、健常だった昔と思うと野菜の摂取量は減りましたが、それでも、手術直前と比べたら食べられる物の種類はどんどん増えて行きました。先週までは、熊本の復興を願って「くまモンのトマト」も買って来ていました。それが、今でも冷蔵庫に残ったままです。
そういえば、トマトやその他の野菜で、皮が喉にひっついたまま、ずっと喉が苦しいし、痛いから嫌だったんだ。

今の嚥下能力で挑戦できそうな弁当を用意し、今日も職場へ行きました。
野菜の何が問題なのかがはっきりしたので、今朝はちゃんとトマトの皮を湯むきして、紫玉ねぎもクタクタにして、鶏肉も片栗粉で柔らかくして茹でて、フォションの「ディップして濃厚なバジル」というクリーミィな調味料で絡めたサラダを作りました。そして、主食には誤嚥しやすいご飯をやめて、柔らかくて固まりで食べやすい大きさにちぎったパンで、フレンチトーストを作りました。
最後にはヨーグルトドリンクで喉に残ったものを掃除して胃に入れてしまう作戦です。
サラダに黒胡椒や、フレンチトーストにシナモンをかけることはやめておきました。こういった形状の物が喉の中で飛び散って、気管支に入って苦しいのです。

職場は、大きなテーブルで皆で顔を向かい合わせて作業をし、弁当もそこで食べます。顔、口内、喉、手など、身体の前面に麻痺が多い私には、隠れる場所のない戦場です。

見た目の違和感については、皆、それほど見ないので良いとしても、しょっちゅう顔を手で動かしたり、手指をマッサージしたりしないといけないので、さすがに他人と同席すると、落ち着きのなさで不快感を与えかねません。
そもそも、片方の耳が聞こえなくて、咄嗟に発声することもできない私に取って、何よりも、複数人で会話をする場、というのが一番苦手なシーンなのです。
とにかく、皆の会話には一切参加せず、作業中とは見違えるほど正しい姿勢で、クスリとも笑わずに、食べ物を喉に送り込むことだけに集中です。
そして、舌咽神経なのか顔面神経なのか、その両方なのか、とにかく、最近は麻痺が悪化しているので、ペチャペチャと音をさせずに食べるのにも、かなり気を使います。

何度か小さくむせましたが、なんとか無事に食べ物を胃に流し込めました。一刻も早く緊張の時間から解放されたくなった私は、そのままヨロヨロと近くの公園まで逃げて、一人ベンチで爆睡してしまいました。今は消化も上手くできていない時期です。ゲップやお腹の音も一人でなら気にしなくて済みます。


ハッと気づいたら、昼休み終了まであと3分。慌てて道路をヨタヨタと渡っていたら、明らかに「チ!こんなところをヨタヨタ横断してんじゃないよ!止まってなんかやらねえぞ!」という形相で、窓から私を睨む運転手の車に煽られました。

そこまで飛ばすような場所か?止まって待っていたのは私の方なのに、睨まれるとは。
怖い怖い!外の世界は敵が多く、病人は忙しい。


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以下は、覚えのためにコピペさせてもらいました。

  1. 「飲み込みやすい食形態4ヶ条」
  2. 1.食材の密度<大きさ・硬さ>が均一であること
    食材の大きさや硬さが均一でないと、噛み砕いたり、飲み込みやすい塊(かたまり)にまとめることが難しくなります。調理に用いる食材は、大きさを揃えて、同じ軟らかさになるまで炊き込みましょう。十分に炊いても軟らかくなりにくい場合は、ミキサーやフードカッターでミキシングしたり、すり鉢ですりつぶしたり、裏ごしを行うことにより、密度を均一にすることができます。
  3. 2.適度な粘度と凝集性<まとまり>があること
    咀嚼(そしゃく)したときに口の中でバラバラになったり、のどを通過するときにバラバラになる食品は、上手に飲み込むことが難しくなります。いわゆる単なる「キザミ食」は、嚥下障害のある方には危険なのです。片栗粉のあんや増粘剤、ゼラチン、粘りやトロミのある食材(山芋、マヨネーズなど)を利用して、まとまりのある形態に仕上げましょう。
  4. 3.飲み込む時に変形し、すべりが良いこと
    のどを通過するときに変形しにくいものは、飲み込みにくくなります。変形しやすい軟らかさに調理することと、スムーズにのどを通過できるようなすべりの良い形態に仕上げることが必要となります。ゼラチンゼリーやプリン、ババロアのような形態が最も適しています。
  5. 4.口腔粘膜やのどへの付着性が低いこと
    トマトの皮やワカメ、味付けのり、おもち、水飴類やホクホクの焼き芋などのように、口の中やのどにくっつきやすいものは、嚥下機能が低下している場合、飲み込むことが非常に難しくなります。適度な水分や脂肪分、トロミを加えてくっつきにくい形態に仕上げましょう。それでも飲み込みにくい食材は、使用を控えるようにします。トロミは付けすぎると付着性が増しますので注意しましょう。

 脳腫瘍と診断されて、こちらのブログを参考にさせてもらいまいた。 私も遅ればせながら参加中です。
脳腫瘍と診断されて、こちらのブログを参考にさせてもらいまいた。
私も遅ればせながら参加中です。





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